イヤホンジャック廃止に憤っていた私
先日こちらの記事でも書いたのですが、最近のスマートフォンはイヤホンジャックを廃止しており非常に不便だと思っていました。
有線イヤホンを使うためにいちいち変換ケーブルを挟むのも面倒です。なので騙されたと思ってBluetoothの無線ヘッドホンを購入しました。
Bluetoothヘッドホンを買う
最初はBluetoothイヤホンを買う予定でした。しかし同価格帯の無線イヤホンと無線ヘッドホンを比較すると、ヘッドホンのほうが音質やバッテリー持続時間が優れています。なのでSONYのh.ear on 2 Mini Wireless(WH-H800)という無線ヘッドホンを買いました。
無線は便利
ほぼ初めてBluetoothの無線ヘッドホンを使用したのですが、これがかなり便利でした! 確かにこれはイヤホンジャック廃止を検討するレベルです。廃止したのは許していませんが。
コードが無い
当たり前ですが無線なのでコードがありません。今までは有線のコードが煩わしいなんて一度も思ったことはありませんでした。しかしコードが無いことによるメリットは予想以上に大きいです。
まず装着時にコードの絡まりを治す必要が無いです。今までもそんなにコードが絡まることはありませんでしたが、時々コードが絡まってめんどくさいことになっていました。それから開放されるのは結構ありがたいです。
そしてタッチノイズの軽減、これが予想外のメリットでした。今までの有線イヤホン(ヘッドホン)だとコードが服にぶつかる音が耳まで伝わってきてタッチノイズとなります。しかし無線ならばそのタッチノイズが消え去るのです! これは音楽を楽しむ上でかなりのメリットになると感じました。
高音質なLDAC
Bluetoothの無線イヤホン(ヘッドホン)の欠点は音質が良くないことでした。
無線イヤホンの音質は接続規格に左右され、SBCやAAC、apt-XやLDACなどがあります。音質を語る上でSBCは論外です。AACやapt-XはSBCに比べたらかなり高音質ですが、それでも有線接続に比べたら質が落ちます。これらに比べて、LDACはCDやハイレゾ音源を無線で送信できる規格なのでかなり音質が良いです。
今回私が購入したものもLDACに対応しているのでかなり高音質で楽しむことができます。LDACに対応しているイヤホン(ヘッドホン)はあまり多くはありませんが、搭載してるほうが絶対いいです。
しかしLDACはiPhoneでは使えません。iPhoneでは高音質な音楽を楽しむことができないのでしょうか。
最適なチューニング
そんなことはありません。接続規格がAACやapt-X(SBCは厳しい)でも十分に高音質な音を聞くことができます。それはなぜか。
それは各機種で最適なチューニングを行っていると思われるからです。無線イヤホン(ヘッドホン)では音がデジタル信号で飛んでくるので、それを耳で聞こえるアナログ信号に変える必要があります。この変換する過程をうまく調整することでより音質が向上します。
個人的な感覚ですが、このチューニングを適切に行うことで接続規格がAACやapt-Xでも十分な高音質が得られているのではないかと思います。実際AACで接続しているAir Pods ProやWF-1000XM3の評価もかなり高いですしね。
遅延だけは解決できない
そんなこんなで意外と高音質で便利なBluetooth無線イヤホン(ヘッドホン)ですが、音の遅延だけは解決できません。なので音ゲーをやる場合は有線イヤホン(ヘッドホン)一択のようです。
いずれ技術の進歩で解決するかもしれませんが、現時点では音の遅延が致命的となる音ゲーなどは有線イヤホンでやるしかないですね。
まとめ:無線イヤホン(ヘッドホン)はやっぱり便利
一昔前なら無線イヤホンは音質が悪くて、正直使い物になりませんでした。しかし今日の無線イヤホン(ヘッドホン)は高音質な製品が多数出てきて音楽を簡単に楽しめるようになりました。有線を使っている人も、この機会に無線イヤホンやヘッドホンを検討してみてはいかがでしょうか。
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