似てるようで違う「カメラが趣味」と「写真が趣味」
皆さんは写真やカメラが好きですか? 少なくともこの記事を見ている方は嫌いでは無いと思います。
そんなカメラと写真ですが、趣味の方向性としては微妙に異なると最近感じています。もちろん一般の人からしたら両者とも同じに思えるかもしれませんが、趣味でやっている人としては別であると言えます。
そんな「カメラが趣味」と「写真が趣味」の違いを個人的にまとめてみました。
両者の定義と違い
まず両者の違いを明確にしてみます。
カメラが趣味
- カメラという機材そのものが好き
- レンズやカメラのスペックが好き
- 機材を集めるのが好き
- カメラという機械を操作するのが好き
写真が趣味
- 写真そのものが好き
- 写真をどのように撮るかについて考えるのが好き
- 写真撮影という行為が好き
違いは?
大雑把にまとめるとコレクター気質な人とクリエイター気質な人に分かれるということです。コレクターとクリエイターと言うと結構違いますよね。
コレクター気質の「カメラが趣味の人」は古いカメラ・レンズを集めたり最新のカメラ情報をよくチェックしたりする傾向があるかもしれません。一方のクリエイター気質の「写真が趣味の人」は一眼やスマホ、デジタルやフィルムなど関係なくいろんな写真を撮ってる傾向がある気がします。
私はどっち?
私は「カメラが趣味」なのか「写真が趣味」なのかどちらに属するのでしょう。どちらかと言えば写真が趣味に属するとは思いますが、カメラが趣味に属さないとも言い切れません。
というのも、私は基本的に一眼だろうがスマホだろうがフィルムだろうがお構いなしに写真を撮ることが好きです。いい写真を撮るのに機材はあまり関係なく、構図や光などのシチュエーションのほうが重要だと考えています。
しかし、NikonがZ7/Z6を発表したときはミラーレス時代の到来かとワクワクしましたし、フィルムの発色についてあれこれ調べるのも好きです。またフィルムカメラというものにただの道具以上の何かを感じています。
このように考えると私は「カメラ趣味:写真趣味」=「3:7」くらいの人間なのでしょう。
両者は違うけど交錯する点も多々ある
私がそうだったように、カメラか写真のどちらか一方に趣味が偏っている人はまずいないと思います。どちらかと言えばカメラ/写真が好きだけど、逆も好きという人が大半でしょう。
それにカメラが好きで、カメラを深く知るためには写真の知識が必要になります。反対に写真が好きで、いい写真を撮るためにはカメラの知識が必要になります。
いずれにせよ、「カメラが趣味」と「写真が趣味」は相反するものではなく、交錯するものだと思います。
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