【選び方】コンパクトフィルムカメラを写ルンですの代わりに使う

カメラ

写ルンですは最強のコンパクトフィルムカメラだった

日々持ち歩くカメラとして「写ルンです」は最強でした。軽くて小さくてシャッターを押すだけで撮影できるカメラはなかなかありません。

しかしそんな写ルンですもフィルム写真需要の低下に伴い値上がりしてしまいました…

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富士フィルム公式の通販サイト(http://fujifilmmall.jp/shop/g/g16575980/)でも値上がりしています。流石に1個あたり1,350円(税込み)は少し高いですよね…

ということでこの際、繰り返し使える写ルンですもとい、コンパクトフィルムカメラを買いました!以下ではコンパクトフィルムカメラを買うに至った経緯と、選び方を書いていきます

繰り返し使える写ルンですを探す

実際に繰り返し使える写ルンですなんてものは存在しません。なので写ルンですのようにコンパクトで繰り返し使えるカメラを探しました。具体的には

  1. 小型でカバンのポケットに入れておける
  2. フィルムカメラ(に近しいもの)である
  3. 気軽に撮影できる
  4. そこそこ安い

という条件を満たすカメラを探します。私が検討したのは以下の3つの方法です。

コンデジを持ち歩く

コンデジなので、小型なのはもちろん、シャッターを押すだけで撮影可ので気楽に撮影もできます。

でもコンデジだと安いものでも2~3万はして高いです… それにフィルムっぽい絵が得られるわけでもありません。

実際に前に買ったコンデジ(SonyのWX-350)を一週間ほど持ち歩いて見ましたが、フィルムっぽい写真は撮れませんでした(当たり前です)。

結局、私はフィルムが好きなんですね。そんな私がコンデジで満足はできませんでした。

ということでコンデジは却下です。

スマホ+加工アプリ

スマホが小型なのは言うまでもないですね。しかもアプリを使えばフィルムっぽい写真を撮ることだってできます。

もちろん設定いらずでシャッターボタンを押せば誰でも気楽に撮れるし、スマホはほぼ誰でも持ってるので実質無料です。

ただしスマホアプリで得られるフィルムっぽい写真は所詮フィルムっぽい写真なんですよね… 実際のフィルム写真の比較するとどうも色味や雰囲気が気に入らないです。やっぱり私は本物のフィルム写真が好き

てことで却下。

コンパクトフィルムカメラ

コンパクトと名乗るくらいなので、小型なのは確実です。それに本物のフィルムカメラなので得られる写真の雰囲気もバッチリ決まってます。

しかもコンパクト機なので、フィルム一眼と違いシャッターを押せば気軽に撮れます。それにコンパクトフィルムカメラには結構安いものも存在します。

買うのはコンパクトフィルムカメラ決定!

コンパクトフィルムを買うときの注意点

どの価格帯にするか

一口にコンパクトフィルムカメラと言っても高級機から普及機まで様々な機種があります。どれを買うのがいいのでしょうか?

まず目的をはっきりさせます。今回、私が欲しいのはあくまで「繰り返し使える写ルンです」のようなものです。つまり画質よりも手軽さを求めてます。

基本的に普及機のほうがシャッターを押すだけで撮れるように設計されてます。なので普及機から探すことにしました。

というのは後付の理由で、実際は安さ優先です。お金さえあれば迷わず高級機買います笑

単焦点かズームレンズか

普及機にも色々ありますが、おすすめは単焦点レンズを搭載した機種です。

コンパクトフィルムカメラというのは基本的に昔のカメラです。現代のLレンズ等と違い、昔のカメラのズームレンズの画質はあまり良くないんですよね。なので単焦点レンズを搭載したカメラをおすすめします。

もちろん質が悪いと言っても、「繰り返し使える写ルンです」を探している場合なら満足できる画質です。しかし、それでも単焦点のほうがズーム加減を考えることなく撮影できるので、色々楽です。

ただしズームレンズのコンパクトフィルムカメラは非常に安価である場合が多いので、安さ最優先ならズームレンズ機もありだと思います。

きちんと動くか 少しの故障は許容できるか

これが一番重要です。令和を迎えた今となっては、新品のコンパクトフィルムカメラなんて存在しません。ゆえに中古品から探すしかないです。

しかし中古品ゆえ、商品の状態はバラバラです。新品同然のものから使い古されてジャンク品一歩手前の商品までかなりあります。なのでちゃんと動くカメラかどうかをしっかり確認することが必須です。

完全に動くならいいですが、一部が壊れてるカメラも多くあります。その場合はどの程度壊れているのか、カメラとして使えるのかを確認しましょう。

個人的には、カメラの根幹部分が生きているなら十分に使えると思います。具体的に言うと、「シャッターが問題なく切れる、絞り羽が正しく動く、フィルムを正しく巻ける(巻き戻せる)、裏蓋がとりあえず閉まる」という条件さえ満たしていればとりあえずカメラとして使えると思います。

逆にシャッターや絞り等に異常がある場合は素人に使うのは難しいかもしれません… 私も使える気がしません。

カメラの状態はしっかり確認しましょう。よく分からないなら完全に動く中古品を買うのが無難です。

と言いつつ、私は一部故障したOlympusのTrip35というカメラを買いました。今回買ったものは露出計が壊れていて、オート撮影ができません。でも絞りは動くので、マニュアル操作ならある程度の露出調整ができます。それにシャッターや絞りの動作は全く問題無いので余裕で使えました。

まとめ

写ルンですは持ち歩くフィルムカメラとしては最強でした。しかし値上がりしてしまった今となっては毎回買うのは気が引けるかもしれません。

そんなときはコンパクトフィルムカメラをおすすめします! 「繰り返し使える写ルンです」のように使えます!

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