いずれはフルサイズ
カメラを趣味としている人なら誰しも、「いずれはフルサイズ」と考えたことがあるかと思います。「フルサイズ」という概念にすら憧れを覚えるかもしれません。
私も結局フルサイズ機の「Canon 6Dmark2」に手を出してしまいました。
フルサイズを選んだ理由
確かにフルサイズは憧れますが、APS-Cやフォーサーズでも十分綺麗な写真が撮れます。しかもフルサイズはAPS-Cやフォーサーズと比べて「デカい、重い、高い」と嬉しくないことだらけです。それにもかかわらず、私がフルサイズを選んだのには「焦点距離、高感度、ボケ量、値段」という理由があります。
使いやすい焦点距離
私は元々APS-CのkissX7を使っていました。カメラは非常に良いと思いますが、レンズが使いにくいのです。何故ならAPS-C用のレンズでは18mm(28mm相当)スタートが多く、15mm(24mm相当)スタートのレンズはほぼありません。
私は24mm相当の画角を使いたいと思っていたので、次のレンズは24mm相当から使えるものを探していました。そこで「EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM」というレンズが唯一ヒットしたのですが、作例を見る限りあまり好きなレンズではありませんでした。
もしフルサイズなら多くのレンズは24mmスタートです。これがフルサイズを考えた1つ目の理由となります。
□追記 ミラーレスの場合はAPS-C、フォーサーズともに、24mm相当からスタートするレンズが多いです。なので焦点距離が理由になるのは一眼レフに限るかもしれません。
高感度耐性
最近は水族館で撮影することにハマっています。水族館のような「暗い環境+動体」で撮影するにはISO感度を上げてシャッタースピードを早くする必要があります。もしAPS-C機でISO感度を上げるとノイズがかなり増えてしまい画質が低下します。一方で、フルサイズなら高い高感度耐性を持っており、APS-Cより高いISO感度を使用できます。
高い高感度耐性を持っている。これがフルサイズを考えた2つ目の理由です。
F4でもよくボケる
APS-C用の新しい標準ズームレンズを探している中で、ズームレンズでもそこそこボケるレンズを探していました。となるとF2.8通しのズームレンズになります。しかしAPS-C用のF2.8通しの標準ズームレンズはどれも一長一短で、値段相応という気がしました。もちろん素晴らしいレンズだと思いますが、個人的にあまり好きではなかったです。
フルサイズならAPS-Cよりもボケます。しかも同じ換算焦点距離ならフルサイズ F4とAPS-C F2.8のボケ量はほぼ同じです。それならフルサイズでF4通しのレンズを買ってしまってもいいかなと思いました。
APS-Cよりもボケる。これが3つ目の理由です。
フルサイズはそこまで高くない
いや、フルサイズ機はやっぱり高いです。めっちゃ高いです。でもAPS-Cの上級機と比べたらそこまで高くはないかなと感じました。
またAPS-Cでもフォーサーズでもいいレンズはやっぱり高いです。どうせ高いレンズを買うならフルサイズで使えるレンズを買いたくなりますよね。
フルサイズは確かに高いですが、APS-Cやフォーサーズでも良い機材を揃えれば同様に高い。それならばフルサイズを買ってしまおうというのが4つ目の理由です。
まとめ
フルサイズは確かに「デカい、重い、高い」といったデメリットがありますが、それを上回るメリットが私にはありました。
- 使いやすい焦点距離
- 高感度耐性
- ボケ量
- そこまで高くは無い
もし自分にとってのメリットが大きいならフルサイズは便利です!
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